スタディサプリは大学受験生から中学生まで人気の通信教育ですが、本当に良い教材なのか、わからないですよね。
いい口コミは多いですが、「意味ない」「効果ない」といった悪い口コミもあります。
こういった悪い評判は本当なのか?不安で迷ってしまいますよね。
どんな教材にもメリットがあれば、デメリットもあります。
しかし、自分にとってデメリットでなければ、問題ないんですよね。
自信を持って勉強するためにも、デメリットはしっかり理解しておくべきです。
スタディサプリにはどんなデメリットがあるのか?元塾講師が実際に使って研究してみました!
スタディサプリの悪い評判|スタディサプリでは「勉強を続けられない」
スタディサプリにはそもそもどんな悪い口コミがあるのでしょうか。
利用したご家庭での評判を調べてみました!
悪い口コミ「強制力がないため、サボってしまう」
スタディサプリの悪い口コミのほとんどが「強制力がないため、サボってしまう」というものでした。
どこか塾に行くわけでもなく家で受講をし、いつまでにやらなければならないかなどの締め切りもないため結局だらけてしまいやらずじまいで点数は伸びなかった。(中学生)
学校の教材として使っていますが、うちには合わなかったようです。(通信というシステム自体が)うまく活用できる子には良い教材だと思います。(高校生)
かなり安い。これで成績が上がればよかったんだけど、結局は継続という点で挫折。(高校生)
料金は塾より安くてよいが、子どもがやる気がないので、やらないときが多い。(中学生)
「安いけれど、勉強を続けられない」ということが悪い口コミにつながっています。
スタディサプリのデメリット|「塾」として致命的な3つの欠点
塾講師としての経験から分析すると、スタディサプリには次の3つのデメリットがあります。
デメリット1 強制力がない
1つ目のデメリットは「強制力がない」ということです。
口コミにも多かったように、やる気がない子はスタディサプリを続けられません。
スタディサプリの授業はとても面白く、モチベーションをあげる工夫をしてくれていますが、勉強しない子に対して「勉強しましょう!!」と誘ってくれることはないんですよね。
勉強に対する強制力がないことは塾や家庭教師に対してデメリットとなります。
デメリット2 先生に直接質問ができない
2つ目のデメリットは「先生に直接質問ができない」ということです。
スタディサプリは映像授業なので、先生に質問しに行くことはできません。
映像授業はとてもわかりやすいのでOKですが、学校の疑問点などを質問できないのは塾に比べるとデメリットですね。
デメリット3 模試など進路指導サービスがない
3つ目のデメリットは「模試などの進路指導サービスがない」ということです。
先生に直接質問できないことにも似ていますが、スタディサプリでは付属の模試を受けたり、進路の相談をすることはできません。
塾では、過去の実績や現状と目標のギャップを教えてくれるので、この点はスタディサプリのデメリットと言えます。
結論:「塾」として使うにはデメリットが大きい
スタディサプリには次の3つのデメリットがありました。
- 強制力がない
- 先生に直接質問できない
- 模試などの進路指導サービスがない
これらのデメリットは、どれも「塾」ではしっかりサポートできているものですね。
塾と比べるとスタディサプリはデメリットが大きいです。
スタディサプリを使って成績が上がる生徒とは
【こんなお子さんにおすすめ!】
自主性と自立心のあるお子さんは、スタディサプリを使って成績が上がるタイプです。
たとえば、
- 勉強に対する意欲がある。
- 自分なりに勉強をする理由を持っている。
- 努力はしているが要領が悪くてテストの結果に反映されない。
- 親や先生が見ていなくても勉強に集中できる。
そんなお子さんには、スタディサプリは「強く頼れる武器」になってくれることしょう。
理解力に不安のあるお子さんも心配ご無用です。
理解できるまで授業を受けられるのがスタディサプリだからです。
前述の「デメリット」についても、自主性と自立心のあるお子さんなら、全く問題になりません。すべて克服していけると断言できます。
【こんなお子さんは使わない方がいい!】
主体性がない・依存心が強いお子さんは、スタディサプリを使っても成績は上がらないタイプです。
たとえば、
- サボりぐせがある、スマホを他の用途に使う、など一人では勉強できない。
- 成績が上がらないことを他人のせいにして自分で努力しようとしない。
- 横に先生がいてくれないと不安で仕方ない。
- いつでも質問したい。
学校の授業を抜け出したり居眠りしたりとまともに受けていない、なんていうのは論外です。スタディサプリの授業もまともに受けられるはずがありませんから。学校や塾・家庭教師の先生による指導に改善を託すしかありません。
無料トライアルで試してみよう
以上、スタディサプリについて検証を進めてきましたが、最後に気になる料金体系について。
「小学講座」「中学講座」→合わせて月額980円(税別)
入会金などの初期費用や年会費などの諸経費は一切かかりません。
当然のことですが、どんな子どもにも合う「万能の学習法」はありません。
また、楽して成績を伸ばす「魔法」も存在しません。しかし、スタディサプリがお子さんの意欲や努力を確実に学力向上に結びつける「優れた道具」であることは間違いありません。
スタディサプリがお子さんに合っているどうか。
スタディサプリがお子さんを伸ばせるかどうか。
ひとえに、それは「お子さん次第」です。
1週間の無料トライアルもあるので、まずはこれで試して見るのが得策でしょう。
親御さんの世代からすると、パソコンやスマホを使って勉強するなんて、考えられないことかもしれません。しかし、時代は確実に変わっています。
スタディサプリのような最先端の技術によって、教育の経済格差・地域格差が解消に向かうことを願ってやみません。
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